運転資金と手元のキャッシュの関係

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 そもそも運転資金とは


「最近業績が悪くなってきたから赤字分を
 穴埋めする運転資金がほしい」


「今の不況さえ乗り越えれば何とかなるはずだから
 その間の運転資金がほしい」



確かに手元の現金が増えれば、なんとなく安心できるということですが
これについては事業をやってればみんなが共感できる話だと思います。

ですが、

「赤字分を穴埋めするので」

「不況の間に使います」

という名目で

「運転資金の融資をしてください」

というと

まず断られると思います。


そもそも、

「運転資金とは何なのか?」

なんですが

厳密な意味での運転資金とは


事業をやっていく上で常に抱えている立て替え金


のことです。

要するに

普通は、商品を仕入れ、それを販売し、入金があってはじめて
利益が出ます。


(仕入れ)ここでお金が出て行きます

 ↓

(販売)ここで経費がかかります

 ↓

(入金)ここまでお金は入ってきません


ですので、仕入れから入金までの間、こちら側が
支出した金額を立て替えておいて

入金によって初めて利益が出るということになるのですが


その間の立て替え金 = 運転資金

なわけです。

要するに運転資金というのは

将来入ってくるのが確実な売上金

である必要があるのです。


「赤字分を穴埋めするので」

「不況の間に使います」


というお金が運転資金に当たらないのは
こういう理由からです。

運転資金に当たるか否かのポイントは


・立て替え金といえるかどうか

・いつ入金があるのかはっきりしてるのか


のポイントを満たした上で事業計画書上で
説明できる金額

ということになります。


今の話からいくと
運転資金の融資を受けたとしても

「入金があったら返済してくださいね。」

という話になりそうです。


ですが、次回の仕入れもあるわけですし、

返済、借入、返済、借入、返済、借入

みたいな感じでしょっちゅうやってしまうのは
効率悪いです。


ですので当然ですが、こんな話を厳しくしすぎると
世の中の事業はうまく回りませんので


今の話をベースにしたうえで


説明がつく金額をある程度の期間
(1〜3年程度)融資する


ということになります。


ただし、今の話を踏まえていないと
即否決という話になりますので

原則は立て替え金であるという視点は忘れないでください。


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